[展示] 「反即興演奏としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー」
「10年遅れた方法音楽としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー」同時開催展


「反即興演奏としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー」
「10年遅れた方法音楽としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー」同時開催展

会期:2010/08/18(水) - 23(月)
時間:12:00 - 23:00 (1 drink order) (18,20,21,22日は15:00迄)
場所:loop-line http://www.loop-line.jp/ next
企画:loop-line

Event:

8/22(日)「徳永将豪+坂本拓也、平間貴大」

時間:open/19:00 start/19:30
料金:¥1,500 + 1drink

出演:徳永将豪+坂本拓也 / 平間貴大
企画:徳永将豪+坂本拓也


記録映像:

youtube 「メルセンヌ=ルソー」展 2010.8.18-8.23 千駄ヶ谷loop-line next


「メルセンヌ=ルソー」の作り方
「メルセンヌ=ルソー」は、2010年に平間貴大によって考案された楽曲である。マラン・メルセンヌとジャン・ジャック=ルソーの音楽上でのアイディアを掛け合わせ、現代版にバージョンアップして出来た曲になっている。

作曲の方法
メルセンヌの音階の順列と、ルソーの数字譜を組み合わせて作曲した。

メルセンヌの音階の順列
マラン・メルセンヌ(1588 - 1648)は一般的にはメルセンヌ数等で知られる数学者だが、数学の研究と同時に音楽研究もしていた。その中で発案されたのが音階の順列だけで作られた楽曲である。その楽曲は中世音楽の基本となるヘキサコード、6音階で作られ、すなわち6の階乗分、720種類の音列によって構成された。

ルソーの数字譜
ジャン・ジャック=ルソー(1712ー78)は、一般的には思想家として知られているが、作曲作品や、音楽の研究書も残している。その中で発案されたのが数字譜である。これはドレミファソラシを1234567で表す譜面であり、至極シンプルな記譜法である。例えば、これによって五線譜を使用しなくても記譜する事ができる。

現代版にバージョンアップ
今回作曲する際にはメジャーコードを使用した。その結果、7音階で作られ、すなわち7の階乗分、5040種類の音列によって構成された。数字譜にしたことによりあらゆる7つの音階に対応する事が可能になったが、今回はCメジャー(ドレミファソラシ)で作曲している。


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