「第一回 全感覚派美術展」出品作品



出品作:

今回展示している作品は、「搬入前」「搬出後」という2点の作品です。それぞれキャプションにタイトル、タイトル英語表記、年号、名前、名前英語表記の5つを記入してあり、会場のぼくのコーナーの壁面にそのキャプションが2つ貼ってあります。このキャプションは何の変哲もないいわゆる普通のキャプションです。

展覧会には作品が展示されています。それは作家が作った作品に勝手に手足が生えて自分で移動して展覧会会場に到着し、壁に釘を打ち込んでさらに壁に背を向けてジャンプして背中のひもに引っかけて作品自ら展示される訳ではなく、会期が始まってお客さまがくる前に、誰かが展示場所を決めたり、壁に掛けるようなら高さを調整して水平を計ったりして適切な場所に展示をします。そして展覧会が終了すれば次の会期には他の展示が始まります。それまでには壁から作品を取り外さなければいけません。

つまり展覧会会場には作品の搬入後の状態、そして搬出前の状態にしておかなければならないのです。これは全世界で行われている展覧会すべてに適用できる定義といえるでしょう。

今回ぼくが展示したのはその「搬入前」と、「搬出後」です。
(平間貴大)


第一回 全感覚派美術展
The 1st Total Senseist School Exhibition of Contemporary Art

会期:2011年08月16日(火) - 08月21日(日)
時間:10:00 - 18:00 *初日は13:00から/最終日は16:00まで
展示:あんまり / 奥まゆみ / Taxxaka / 田中ヒサミ / タニダリョーコ / 二艘木洋行 / 平間貴大 / 平丸陽子
会場:清川泰次記念ギャラリー内 区民ギャラリー(東京・世田谷)new window

全感覚派 活動記録 next